GoProを買ったら映像を記録するmicroSDも合わせて買わなければいけません。
様々なメーカーがmicroSDを出しており、容量もスペックも値段も異なります。
「どれを買えばいんだ」と悩まれる方は多いんじゃないでしょうか?
今回はそんな方にGoProHERO7で動画撮影する場合におすすめのmicroSDを紹介します。
ズバリ!おすすめmicroSD2選
品質面で安心のSanDisk Extremeシリーズ
まず、おすすめするのは安心のSandiskが販売するSanDiskExtremeシリーズです。

容量 | 64GB |
読取り速度 | 最大 90MB/秒 |
書込み速度 | 最大 60MB/秒 |
スピードクラス | C10, U3, V30 |
カードタイプ | microSDXC |
価格(9/29時点) | 価格.com最安値:1,238円 Amazon:1,618円 |
公式の書込み速度は60MB/秒で、Amazonカスタマーレビューに投稿されているベンチマークを見ると、60〜70MB/秒出ている方もいるようです。
この速度が出れば4K60FPSの高解像度動画も安心して撮影できるでしょう。
コスパで選ぶならSamsungEVOplusシリーズ
公式で動作保証されていながらコスパのいいSamsungEVOplusシリーズ

容量 | 64GB |
読取り速度 | 最大 100MB/秒 |
書込み速度 | 最大 60MB/秒 |
スピードクラス | C10, U3 |
カードタイプ | microSDXC |
価格(9/29時点) | 価格.com最安値:1,180円 Amazon:1,599円 |
ビデオスピードクラスはありませんが、SanDisk同等の性能のようです。
こちらも書込み性能が公式で60MB/秒と、4K60FPS動画撮影で十分な性能を発揮してくれる一枚となっております。
microSDのスペックの見方
カードタイプ
SDカードは容量の違いで規格が異なります。
SD | 128MB〜2GB |
SDHC(High Capacity) | 4GB〜32GB |
SDXC(Extended Capacity) | 64GB〜2TB |
現在はほとんどのSDカードがSDHCかSDXCです。
ただし、GoPro5/6/7は128GBまでしか対応していないため、256GB以上のカードは使えませんのでご注意ください。
スピードクラス
SDカードは最低限保証する転送速度(読み書き速度)によってスピードクラスを定義しており、スピードクラス,UHSスピードクラス,ビデオスピードクラスの3種類があります。それぞれどのような規格か見ていきましょう。
スピードクラス
一番最初に定義された規格で、それぞれClass2,4,6,10の4種類があります。

クラス | 最低保証速度 |
Class2 | 2MB/s |
Class4 | 4MB/s |
Class6 | 6MB/s |
Class10 | 10MB/s |
GoProで撮影するなら最低でもClass10以上は必要です。
UHSスピードクラス
UHSスピードクラスは1と3の2種類があります。
スピードクラスとは別にバスインターフェイスの違いでUHS-Ⅰ/Ⅱ/Ⅲがありますが、
今回はバスインターフェイスについての説明は割愛します。

クラス | 最低保証速度 |
U1 | 10MB/s |
U3 | 30MB/s |
ビデオスピードクラス
動画撮影のためのスピードクラスとして新しくビデオスピードクラスが定義されました。
これまでは30MB/sまでのスピードしかなかったのが、最大で90MB/sまで規格化されています。

クラス | 最低保証速度 |
V6 | 6MB/s |
V10 | 10MB/s |
V30 | 30MB/s |
V60 | 60MB/s |
V90 | 90MB/s |
どういうメーカーを選べばいいの?
SDカードはカタログスペックだけでは現れない品質があります。
格安の海外製microSDは転送速度にばらつきがあるどころか、数ヶ月で壊れてしまいデータが取り出せなくなったなどの報告があります。
せっかく撮った動画が消えてしまったらショックですよね。
写真や動画撮影で使うSDカードはぜひ信頼のあるメーカーの物を選びましょう。

おすすめはSanDiskです。少し高くなりますが、日本メーカーも信頼感は高いでしょう。
容量は何GBあればいいの?
microSDを買う上で悩ましいのが容量です。容量は大きくなれば大きくなるほど高くなります。
GoProで動画撮影するなら何GBあればいいのでしょう。
GoPro HERO7 Blackで撮影できる最高画質の4K60FPSの場合、64GBで約1時間37分撮影できます。1時間半と聞くと短いように思いますが、旅行などで使う場合、2日程度なら問題なく撮影できます。
また、4K60FPSで撮影せずともFullHD(1080-60fps)なら約4時間22分も撮影できます。FullHD(1080-60fps)で撮影をする前提として旅行日程と容量の目安は下記です。
日数 | 必要容量(目安) |
2泊3日 | 32GB〜64GB |
4泊5日 | 64GB〜128GB |
6泊7日 | 64GBx2枚〜3枚 128GBx1枚〜2枚 |
上記はあくまで目安です。長時間連続撮影する場合は多めのSDカードを用意するといいでしょう。
また、microSDは大容量の物を1枚用意するより、小さめの容量のものを複数持っていくことをおすすめします。
microSDは突然読み書きができなくなる可能性があります。全ての映像を1枚に集約するとエラーが起きた際に全ての映像が消えてしまいます。
また、旅行途中で壊れてしまっても、複数枚持っていれば後続の日程は別のmicroSDで撮影できます。microSDは壊れる可能性がある前提でリスク分散するといいでしょう。
まとめ
多くのメーカーが様々なクラスのmicroSDを出しており、多くの人がどれを選べばいいか迷うかと思います。GoProで撮影する場合は性能要求が高く、安価なノーブランドのmicroSDだとトラブルの原因になります。逆に高性能すぎてもかなり高くなってしまいます。
信頼のあるブランドで、用途に合わせて容量を選択するといいでしょう。